小泉純一郎元首相の
「原発ゼロ宣言」に対して、
案の定、旧態依然の抵抗勢力、
原発ブラボー団が反発を始めました。
週刊文春今週号(2013.10.24号)の
トップ記事で内閣参与・飯島勲が
「直言」を発表し、それを
今日(10.19)の産経新聞コラムで
WiLL編集長・花田紀凱が
ベタ褒めしています。
全部とっくに『脱原発論』で
論破し尽していることなのに、
同じデマを言い続け、信じ続ける。
絶望的な頭の悪さです。
再生可能エネルギーで原発のすべてを
カバーするのは不可能?
日本の電力10社の発電能力は
東日本大震災の前で約2億Kw。
これに対して、環境省試算による
日本の自然エネルギーの発電能力は、
風力だけで19億Kw!
実際には風車が建てられない場所もあるため、
実際の発電能力はその1割程度とみられるが、
それでも1.9億Kw!!
自然エネルギーだけで
全電力が賄える!
全電力が賄える!
火力発電によってコストが上がる?
既にカナダやアメリカ産の
シェールガス輸入強化に向けた
動きは着実に動いており、
化石燃料の価格は確実に下がる。
日本国内にもまだ70年分の
石炭が埋蔵されており、
メタンハイドレートの開発も現在進行中!
世界の原子炉の炉心の8割は
日本製鋼所が関与しており、
その高度な技術力を失う?
世界的に原発は斜陽産業であり、
今から全力で自然エネルギー分野の
技術開発をしないと、今後世界に
太刀打ちできなくなる!
高度な原子炉を作れるなんていうのは、
高度な蒸気機関車を作れると
自慢しているようなもの!
「ゴミ捨て場がないんだから、原発は止めよう」
なんて論法はおかしいよ。
そういう話を聞いたのなら、国内外を問わずに
適地を懸命に探し、答えを見つけようと
努力するのが政治家というものの責任感だろう。
こんなウルトラバカな意見を
平気で言う奴、絶賛する奴、
本当に信じられない!
政治家が懸命に努力したら、
10万年動かない地層が
見つかるのか?
日本の科学者の代表機関である
日本学術会議は昨年9月、
「千年・万年単位の安全が必要な
地層処分に伴う危険性は
完全に除去できない」
と提言している。
政治家がいくら頑張ったって、
日本に安全な核のゴミ捨て場はない!
だからといって、国外に捨て場を探そうなんて
不道徳なことが許されるわけがない!
もはや脱原発は不可避の現実で、
「選択肢」ですらない!
誰でも常識でわかりそうなことなのに、
とっくに論破されている話にすがりつくのは、
一体どういう信仰なのでしょう?
それとも未だに何かの利権でも
あるのでしょうか!?